昔話バージョン・その3
2007年 05月 25日
生け贄に捧げられようとしているおチョビであったが・・・
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おチョビがなんとかして生け贄を免れようと必死になっておると、
後ろから皺だらけの手がすっと伸びてきて、おチョビの体を掴んだ。
・・・それはなんと、くろ婆の手じゃった。驚いたのは、ロイス兵衛じゃ。
「お、お婆さま!なにをなさるのでしゅか!?」
「ええい、おまえは黙っておれ。これもすべて、万次郎さまのためじゃ。
おチョビよ、許せ」
お婆はこう言って、出てもいない涙を拭うふりをした。
「お婆さま!・・・おチョビ!」
助けようとするロイス兵衛は取り押さえられ、
いよいよ生け贄の儀式の準備が始まった。
儀式のために駆り出されたのは、コイケル族の中でも屈強と噂される
マッチョ・まめ太夫と、
もこみち・幸之介であった。
そして群集が固唾を呑んで見守る中、ついに怖ろしい生け贄の儀式が始まったのじゃ。
ひー!
ひー!!
ひー!!!
・・・そう、コイケル族の生け贄の儀式とは・・・
生け贄の尻を、容赦なくこれでもかこれでもかと嗅ぎまくることじゃったのだ。
ああ、怖ろしや~~怖ろしや~~
ところがしばらくして、儀式も佳境に入ったと思われる頃・・・
「あ!・・・あれは!」
エル乃姉さんの妹・シェリ花が、突然叫んだ。
辺りが一瞬真っ暗になったかと思うと、一転してまばゆいばかりの光に包まれたのじゃ。
そして、その光の中からおぼろげに姿を現したのは・・・
おお!これぞまさしく幻の大コイケル、ビッグ・ジョン・万次郎!
くろ婆はもちろん、居合わせた者たちは皆、
その神々しいまでに
けれどもジョン・万次郎さまは意外にも気さくなお方であられ、
下々の者たちにも優しくお声をかけてくださったのじゃ。
ロイ助 「万次郎さま、お疲れ様でございました」
頼まれていたお宝のお守り、ほれ、こうして持ってきたぞよ」
お宝?・・・くろ婆の目がきらりと光った。
万次郎さまは、お供の者に持ってきたものを用意させながら、さらにおっしゃった。
・・・どうやらこのお守り、受注生産性をとっておるらしい。
しばらくこの様子を眺めていたロイス兵衛は、
くろ婆がちゃっかり列に加わっているのを見て仰天し、飛び上がった。
「しっ。黙っておればわかるものか。もらった者勝ちよ」
いやはや、なんて欲深いお婆じゃ。
やがて、お婆の番になり、お婆がうやうやしく手を差し出したそのとき・・・
「きゃー!」
おチョビの悲鳴が上がった。
生け贄の儀式が終わってホッとしていたおチョビに、
さらなる悲劇が襲いかかったのじゃった。。。 つ・づ・く。
最終話のつもりが長くなっちゃったので、またまた次回に持ち越しー。( ・_・;)ゞ
次回こそ、最終回!
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せっかく生け贄の儀式が終わったのに、またおチョビちゃんに悲劇ですか?苦境に負けるなっ。おチョビ!!!
美しい家族愛、感動のクライマックス、楽しみです。ワクワク(^^)
毎回面白すぎて・・・クリックするの忘れちゃうんです~~(笑)
今朝だってしっかり読んだのに・・^^;
おチョビの悲劇・・・ウフフッ・・想像つかない・・・
クリックして☆続き楽しみにしてま~す♪
確か、昨日見たときにはなかったと思うんだけど。
つぶやきを残そうと思ったけど、IDがなくてつぶやけなかった。
残念(+o+)
第3話も面白すぎる!チョビーちゃん 目が細くなっちゃってますね(^^;
いけにえにされて、まだ悲劇が続くなんて・・がんばれチョビーちゃん!
ちょこっと出てくるアル兄さんがいい味だしてますね♪
アル兄さん少し離れたところにいるんですか?
どうも~、くろ『婆』でーす(笑)
おチョビはどうもいたぶられる運命のようですね~。^^;
美しい『兄妹愛』のクライマックス、いま上げておきました~。
良かったら読んでくださいねー♪^^
つぶろぐ、24日開始のエキサイトの新サービスでーす♪
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常連さまが頼みの綱なんですよ~~ アクセスは上がっても、クリック数は
ちっとも伸びないばかりか・・・順位まで落ちちゃった・・・(T T)
つぶろぐ、24日の昼ごろ設置してみたのよ~♪
エキサイトの新サービスなんだけど・・・そうなの、
エキサイトの人しかつぶやけないのよねぇ。
みんなでつぶやき合えたら面白いのに・・・(ノω・、) ウゥ・・・
いつも嬉しい応援の書き込み、ありがとうございまーす!^^
チョビ子、変顔も得意ですよねぇ。^^; なかなか可愛く撮れなくて・・・
モデルのせいか、はたまた母のカメラの腕のせいなのか・・・
アルは、はい、そのとおりデス。離れたところで終始避難しておりました。
ホントにコイケルが苦手なんですよぉ~~。^^;