2006年 05月 24日
ボクはセラピードッグ(・・・だったようでしゅ byアル)
前回3月はパテラの悪化でお休みしてしまったので、
1月に行ったきりですよ?・・・実に4ヶ月ぶり!

そんなわけだからアルもすっかり忘れてしまっていると思いきや、
「ここ(老人ホーム)に来ると、なんだか知らないけどみんなに
“ちっちゃくてカワイイー!”って言ってもらえるし(それは大型犬が多いからだよ)
母ちゃんはいつになく気前良くおやつをくれるし・・・もうサイコーでしゅ♪」
と思ってるんだかなんだか、到着するなり
“早く車から降ろせー!”コールのアルなのです。^^;
本日のお犬様は、黄ラブ1、黒ラブ2、GR1、
そして小型犬はキャバリア、シーズー、でかパピ各1の計7頭。
例によってプライバシーの問題で撮影は難しいので、
前回撮ってもらった写真でお茶を濁しておきまする。


ま、いつも大体こんな感じです。(↑は母じゃありません。キャバリアのハルちゃんとママ)
でも毎回違うのは、そこで垣間見る人生ドラマ。
そんなエピソードを、今日もいくつか。
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★「私100歳なの」とお話してくださった御婦人Aさん。
「私はね、100歳なの。ほんとに幸せよ。
こんなに長生きして、ここでこうして面倒を見てもらって。
大好きな編み物だって、このベッドの上で、ほら、こうして出来るの。幸せよ」
しっかりとした口調でニコニコとそうお話してくださいました。
そう言える人生ってすごい。いや、そう言えるお人柄こそがすごい。
そんなふうに歳を重ねたいものだなーと思ったのでした。
★初めてお会いした時、「犬は嫌いだ、帰れ!」と怒鳴ったIさん(女性)。
そんな憎まれ口を叩きながらも実は犬好きと判明したちょっとヘソ曲がりのIさんは、
1月に訪問した時、発熱が続いていてベッドの上から起き上がれませんでした。
あれから4ヶ月も経ってしまってとても心配だったのだけど、
また会えた!居てくれた!(*^o^*)
意識は朦朧としていらしてお話らしいお話もできなかったけれど、
それでも今日、ここにこうして居てくださったことが、とても嬉しい。
「また来ますからね。必ず来ますからね!」そうお約束して、枕元を辞しました。
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正直、行く度に以前お会いした方のお顔が見つからなかったりするのです。
皆さん、ご高齢だし、持病も抱えていらっしゃる。。。
だから知ったお顔を見つけると、とても嬉しくなってホッとするのです♪

アルは1月の時のようにホームの床で滑ることもなく、
パテラなんて忘れさせてくれる快調な動きでした。ああ、良かった。
そしてそして。
今までのアルだったら、帰宅後はぐったり疲れ果て、
ロイスに当り散らすか爆睡するのが常なのに、
今日はなんだか(母も)それほど疲れを感じず
フツーに夕方の散歩も行けたのでした。
・・・これって、ようやく慣れてきたってこと?ヤッタネ!(* ̄ー ̄)ノ

ロイス坊は一人お留守番でちょっと可哀相だったけど、
おまえは(人はともかく)他のわんこにガウるからなー。(;一_一)
スペシャル好物のスペアリブをあげたら上手く誤魔化せたから、ま、いいやね。
というわけで、気づけばセラピーを始めてから早や1年が経っていたのでした。
これからも、のんびりペースで楽しんでいきまーす♪(^^*

↑ 夜はやっぱり爆睡のアル。^^; そりゃ疲れるよね。お疲れさん!
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by kuro_emon | 2006-05-24 23:32 | セラピー・ドッグ | Comments(0)