また会おうね、リバ君
ロイスの同胎・リバティー君が
今日、午前11時頃にお空へと旅立っていきました

お祈りしてくださって ありがとうございました
私は今日1日、泣きっぱなしでした。
よその子のことで、こんなに涙が出るなんて初めて、というくらい。
それはやっぱり、リバ君がロイスと一緒に生まれた、
血を分けた兄弟だからなのでしょうね。

リバ君のこと、ご家族のことを、ちょっとお話させてください。
リバ君は、最初のオーナーさんが事情によって飼えなくなり、
里親募集に出されたのでした。
当時、そのネット里親募集サイトを見たコイケル・オーナーたちは、
「コイケルが里親募集に出されてる!」と、騒然としたものでした。
どうする?誰か里親になる?などと皆で案じているうちに、
名乗りを上げてくださったのは、そのサイトを見た奈良のKさんご一家。
犬を飼うのは初めてながら、飼うならペットショップからではなく、
里親募集に出されている子を幸せにしてあげたい、
というお心で探していらしたのだそうです。
こうして、Kさんご一家の家族の一員となったリバティー君が
ロイスと同胎だと知ったのは、またしばらく後のこと。
2008年には、浜名湖のオフ会でついに再会を果たすこともできたのでした。
その時の記事があるので、ご覧ください。→ ここ。

こんなお顔、↑ 今のロイスとそっくりですね。
会ったのはこの時1度だけなのですが、Kさんご一家と私たちは
すぐ打ち解けました。家族構成も年代も似ていたんですよね。
Kさんご一家は、小さくておっとりとした可愛らしいママさん、
そしてそんなママさんを優しく見守る穏やかなパパさん、
この子はアイドルか?!というくらい美人で、しかも礼儀正しく社交的な娘さん。
(あとお兄ちゃんがいらっしゃるのですが、オフ会にはいらしてませんでした)
まさに、絵に描いたようにステキで幸せそうなご家族だったのです。
そんなご家族の皆さんに、大切に大切にされて愛情を注がれたリバ君。
幸せにならないはずがありません。
でも数年前、「自己免疫性溶血性貧血」という難病を発症してしまったのです。
この時、危うく命を落としかけたリバ君でしたが、
いろいろなかたのアドバイスを受け、転院をし、
そしてまたKさんご一家の手厚い看護を受けて、見事復活したのでした。
なのに・・・・・

昨年末から体調が悪くなり、再発が判明。
鼻から口、喉までやけどのようにただれて、食事もとれなくなり・・・・・
ついに今朝、パパが帰宅するのを待っていたかのように、
11歳という早すぎる死を迎えてしまったのでした。
リバ君。早すぎるよ。
ロイスと一緒に、また会いに行きたかったのに。
元気になる、って信じてたのに。
自宅で点滴をし、スポイトで水を飲ませ、添い寝をしてまで看病に当たった
Kさんご家族の悲しみを思うと胸がつぶれます。
こんなことを私が言うのもおこがましいのですが、
リバ君がKさんご一家の子になれて良かった。
幸せに過ごさせてもらって、本当に良かった。
この笑顔を見てください。どんなにリバ君が幸せだったか、わかります。

リバ君。 もう、痛いことも苦しいこともないね。
そっちには、リバ君のママのボイスも、おばちゃんのみやちゃんも、
お兄ちゃんのロビン君やお姉ちゃんのらんちゃんたち、
みんなたくさんいるから寂しくないね。
またいつか会おうね。
その時は、ロイスも連れて行くからね!