一進一退
2015年 08月 12日
夜中は1時間おき、明け方は30分おきに苦しそうに起き上がる。
朝ご飯はまったく食べず。軟便。散歩はリタイア。
昼前に、茹でたジャガイモ1個分くらい食べる。
夕飯は食べず。白米とササミ、ほんの一さじ分くらい。
朝、夕と病院に行って、血栓予防の注射。
前回の発病の時だって、日によって、時間によって、波があったのに。
だから、ちょっと食べたとか元気がないとかで一喜一憂しても、
無駄なことは、わかってたはずなのに。
昨日は1日、比較的元気で食欲もあったのに、今日は正反対。
食べないのは仕方ないとしても、痛そう?苦しそう?にしているのは
本当にかわいそうで、見ていて辛いです。
今朝の病院で。
いつも混んでいる病院なので、あまり先生を質問攻めにしては
他の患者さんに悪いと思い、「今日はこれとこれだけ聞いてみよう!」
とあらかじめ決めて、手短に質問するのですが。
今朝も混んでいたにもかかわらず、今日のセンセはなぜかいろいろ
説明したい気分の日?だったらしい。そういう雰囲気ってあるでしょ?笑
で、安心して聞いてみました。
「昨日、ロイスの血栓はIBDが原因だろうとおっしゃっていましたが、
IBDは治る病気なんですか?」 と。
ホントは治らないと知ってた。知ってたけど、聞いてみた。
先生はちょっと考えてから、でも、治らないという言葉は使わなかった。
「・・・コントロールしていく病気です」
うん、言葉の選び方がうまいね。座布団1枚!
IBDは原因など、まだいろいろわかっていない部分の多い病気であること。
重度の子もいるけれど、何年も重い症状の出ないまま過ごしている子もいること。
そんなふうに説明してくださいました。
他にも肺動脈血栓症のこと、病理解剖のことなど(なぜそこまで。笑)
いろいろ聞いたのですが、とにかくロイスの病気は難しい部類の病気なので、
「長い目で治療していきましょう。忍耐が必要ですよ」 と。
忍耐。・・・・・それだわ、私に1番足りないのは。
先生、私、先生を心の師と仰いでいいですか?
(私のがずっと年上だけど。笑)
どうして難しい病気なのかというと、肝炎の子はたくさんいるし、
IBDの子も、血栓症の子も、たくさんいる。
でも、3点セットの子はあまりいないんだそうです。
IBDから血栓症になるのは、アメリカンコッカーには確かに多いけれど、
それでも犬全体から見れば、まだまだ少ない部類だそうで。
よくもまあ、その少ない部類に当たってくれたよね。ロイス君よ。
兄さんは、いろいろやりすぎだから。
それで今は元気なら、結果オーライだから。
ま、今はできることを一つひとつしていくしかない、
ってことですね。ロイスの場合。
体重は少し落ちてきてしまったけれど、よく太らせておいたので
まだ余力はあるようです。チャイムにも吠えてました。1回だけ。
時々は、こんなシャッキリした顔もできます。
明日もまた注射です。血液検査もしてきます。