サザンに元気をもらった。
2013年 09月 02日
といっても たかだか15年ほど前までの話
海沿いを走る国道134号線の傍らに
パシフィックホテル茅ヶ崎 という白い建物があったとな
海まで真っ直ぐ延びるこのラチエン通りと、
海岸線を走る国道134号線が交わるところ・・・
そこに、パシフィックホテルはありました。
いつも目印だったのです。
たとえば、海をドライブして家まで送ってもらうとき。
「あ、そこのパシフィックホテルのところ、曲がってくれる?」
他に目立って高い建物はない田舎のこと。
そう言えば大抵わかってもらえました。
小学生だった弟は、ここのプールの夏季スイミングスクールに通い、
私たち夫婦が結婚式を挙げるときは、
仲人さんにこのホテルに泊まっていただき・・・
そんな思い出深いホテルも時代とともに寂れていき、
いつしか廃業・取り壊しとなってしまいました。
形としての建物は無くなって久しいけれど・・・
しかーし!
これを、「HOTEL PACIFIC」という歌として
残してくれたグループがいました。
じゃーん。
言わずと知れた、サザンオールスターズでーす!
ということで、本日はサザンについて語ってもいいですか?
語ってもいいですか?いいよね??
どうでもよくないってばさー。
サザンはなにしろ茅ヶ崎の誇りですから!
ええ、わたくし立派なサザン世代です。
(サザン世代の正確な定義ってよくわかんないけど・笑)
デビューしたてのサザンをテレビで初めて観たときのこと、
今でもよく覚えていますよ。
歌番組の新人紹介コーナーみたいな枠で、あれ、あの曲、
デビュー曲の「勝手にシンドバッド」を歌いながら、
やぐらに乗って現れたんですわ。
ええ、正直、チャラいグループに見えました。
あれれー。なんか茅ヶ崎のこと歌ってるけど、
大丈夫かな?このシトたち、芸能界に残っていけるのかしらん。
当時小学生だった私は(←うそです)、そんなふうに思いました。
しかし、それはまったくの杞憂に終わったことは周知の事実。
その後は次々とヒットを飛ばし、
みるみる全国区としてのスターダムにのし上がっていきました。
そ・ん・な・サザンが!
今回5年ぶりに復活、地元茅ヶ崎でもライブをする、というので!
(ΦωΦ)ふふふ・・・・ 9月2日(日)の公演に行ってきたのでーす!
一応ね、サザンファンにとって茅ヶ崎は聖地(らしい)。
その聖地での公演は、チケット入手も困難を極める(らしい)のですよ。
そんな公演に抽選で当たってしまって(←姉が)すみません。
生まれてきてすみません。
でも。でもでもでも。
「希望の轍」で切ない涙を流し、「NEVER FALL IN LOVE AGAIN」で
もう恋なんかしないと涙ながらに誓い、
「真夏の果実」でおいおい号泣した私としては(泣いてばっかり)、姉に
「当たっちゃったんだけどさー。2名まで行かれるんだけどさー。行かない?」
と言われれば、「行く!行く行く行く!」と答えるしかないじゃないですか。
というわけで、この日のためになんとウン十年ぶりに
パーマまでかけて(←それこそどうでもいい話)行ってきました。
うん!おかーさん、楽しかった!!
こんなに楽しくてはしゃいで興奮したの、何十年ぶりかだった!!
桑田さんがね。とにかくすごいんですよ。
たしか57歳ですか?私よりも20歳くらい年上なのに(大嘘)
それはそれはパワフルにステージを駆け回り、皆を笑わせ、
3時間半30曲以上を最後まで熱唱し・・・
もちろん前述した曲のすべてを歌ってくれました。
アンコールの「いとしのエリー」でもその声量はまったく衰えず、
最後の「希望の轍」では、あたし泣いちゃうかも!と思ったら
そう簡単には泣かせてもらえず、笑わせてもらって・・・・・・
すごかった。
とにかく、すごかった。
私も更年期だの、やる気が出ないだの、言ってる場合じゃないと思いました。
あんなふうに・・・桑田さんのように・・・私も、私も・・・・・
人を笑わせたい。
とにかく、そんないきさつでこのブログも復活したわけです。
ここまであまりの長さに斜め読みですっ飛ばしたかたも多いと思われますが、
つまりはサザンがブログ復活の、影の立役者ということで。
すげーよ、サザン。サザン、万歳。
そんなサザンの桑田さん。
今回の茅ヶ崎公演に先駆けて、なんと。
茅ヶ崎市から、市民栄誉賞を贈られることになりました。
これが市の広報紙のトップを飾るという・・・(笑)
すけーよ、茅ヶ崎。やっぱりサザンは茅ヶ崎の誇り。
サザン、最高!なのでした。
ぱちぱちぱち。